NEW E-Class 試乗レビュー

1時間程車を走らせ、ここまでの走行距離は46kmでした。
道路もほとんど混雑なく平坦な道を一定の速度で走行出来た為か、清水魚市場到着時点でなんと！燃費は14.7km、航続可能距離は668kmのパネル表示。

ここまでの走行距離と航続可能距離を足すとおおよそ700kmの航続が可能ということになりますね！
このクラスのガソリン車でここまでの航続可能距離が出るのはなかなかないのではないでしょうか。
ディーゼルエンジン車ならさらに航続可能距離がのびるので、お仕事で長距離の移動が多いという方にディーゼルエンジン車もおすすめしたいお車です！

さて、ドライブは道中の美味しいグルメを楽しむのも醍醐味ですよね！
ということで、今回は柴セールスが事前にリサーチしていた、清水魚市場河岸の市にあります「ととすけ」さんにお邪魔することにしました。

希少部位の鮪のカマを揚げ、先代から継ぎ足しの甘辛ダレをかけた“ととすけ揚げ”（鮪のカマ揚げ）は日本中でここでしか食べられない絶品料理だそうです。

我々は、人気No.1のマグロとろ三昧定食と、日替わり海鮮丼、今が旬の桜えびのかき揚げをいただくことにしました。

各食事に名物ととすけ揚げがついていて、ボリュームも満点。
厚みのある身ながら口の中でどんどん溶けていく脂ののったお刺身がまさに絶品！
まぐろのカマはほろほろの身と甘辛ダレがちょうどよく絡んで本当に美味しかったです！

さて、おいしい食事を楽しんだ後は再び車を走らせます。
今回のドライブレポートの為取材に出掛けたのはちょうど4月の初旬でしたので、日本平の桜を目指してみました。

清水魚市場を出発し日本平までは約9.8kmの距離でしたが勾配の急な坂を走行したこともあり、燃費表示は12.3kmとなりました。航続可能距離は625km

今年は全国的に例年より桜の開花が遅めということだったのでちょうど満開の頃では？！と期待して向かいましたが、残念ながら取材日の１週間ほど前から晴天で気温上昇 → 風雨続きを繰り返した天気が続いていたためか、思っていたよりも葉桜になっている木が多かったです。
あまりお花見感は出ないかと残念に思っていたちょうどその時、満開の木のあるスポットを発見！！迷わず撮影させていただきました！

大きく枝の広がる桜の木が映り込みEクラスのボディが華やかに彩られていました。
写真左はNEW Eクラスの特徴でテールランプ内がスリーポインテッドスターの形になっている様子です。
バックスタイルも目を引くNEW Eクラスです！

この頃には雨も上がり少し日差しも出て暖かくなってきていたので、景色を楽しむ為、駐車場に車を停めて展望回廊のある日本平夢テラスへ。途中、ひときわ綺麗な建物を見つけ立ち寄ってみました。

こちらは日本平自然公園内の新施設「ガーデンマルシェ日本平」内に、2024年2月23日オープンしたばかりのテイクアウト中心のカフェ『This Is cafe 日本平店』です。
私たちはスタッフの方におすすめいただいた“富士山シェイク”と“ベリーベリーシェイク”を注文してみました。シェイクはさっぱりした味でこれから暑くなる夏の時期におすすめです！
カフェの入口の前にはテラス席もあり、天気の良い日には富士山を眺めながら食事を楽しむこともできるそうです。
ペットのワンちゃんと一緒にご利用されている方もいらっしゃいました。

日本平夢テラスの展望回廊は1週200mあり、富士山や駿河湾、三保の松原などパノラマ展望を楽しめます。
また、土曜日は21時まで開館しているので、夜景も楽しめるスポットです。

さて、食後の運動と景色を楽しんだ後は、この時期ならではの楽しみ、いちご狩りへでかけてみたいと思います。

今回お邪魔したいちご狩りスポットは「萩原農園」さんです。

日本平からの走行は約15分。距離も約15km程度です。
市街をメインに走行してきましたが、燃費表示はそれほど変化なく、12.7kmでした。

萩原農園さんは150を超えるたくさんのハウスを管理されており、時間制限のない入園が可能です。
駐車場も広く、受付もある建物内では、農園で収穫されたいちごの直売やお菓子やグッズなどたくさんのお土産もそろっていました。

ハウス内はこんなつくりになっています。赤く甘いイチゴがたくさんなっていました。
12月～5月頃まで営業されているそうですので、ゴールデンウィークのご予定がまだお決まりでない方はぜひお出かけしてみてはいかがでしょうか。
※いちご狩りをご利用の際は事前に予約が必要ですので、ご注意ください。

さて、グルメも景色もひとしきり楽しめた一日が名残惜しいですが、そろそろ帰路につきます。

萩原農園さんから再度国道１号線を走行してメルセデス・ベンツ沼津ショールームまで約60kmの道のりを走行してきました。
帰りは帰宅ラッシュの渋滞にはまってしまったためか、燃費は12.6km。スムーズに走行できた行きほど大きく燃費が上がらない結果でした。

まとめ

今回のNEW Eクラスの試乗では主に、
・走行（燃費）について
・乗り心地
・NEW Eクラスならではの機能
についてリサーチしてきました。

燃費についてはレポート内でも多く触れたので、気づかれた方も多いかもしれません。
今回の沼津⇔静岡往復のドライブでは、最高14.7km、街中など一時停止や走行時間の短い場所でも最低12.3kmとなりました。
一日のドライブで約140kmの距離を走行しましたが、メルセデス・ベンツ沼津へ到着した際の航続可能距離は658kmでしたので、満タン給油で約800kmほどの走行が可能だと思います！
冒頭で、航続可能距離700kmの走行のご案内をしましたが、最終的にはそれを約100kmも上回る数値が出ることが分かりました！
もちろん、道路環境や交通状況によって航続可能距離が前後することはありますので一概にはいえませんが、今回のドライブレポートとしては魅力的な結果を得ることが出来ました。
この要因は、おそらくNEW Eクラスから変わっている排気量とISG*搭載によるものでは？と推察しました。
今回試乗した「E 200 AVANTGARDE（ISG搭載モデル）」は前モデルと比べ排気量が1.5ℓから2.0ℓへ変更されている他、モーター兼発電機のISG搭載により低回転時からスムーズで力強いドライビングが可能になっています。
そのため街中での細かな発進動作が繰り返される走行や勾配のある道の走行でも燃費が大幅に落ちることなく走行できました。